昨年、無事第一子を出産しました。
妊娠前から、出産するなら無痛分娩!と決めていた私。
兵庫県内に無痛分娩可能な産婦人科はいくつかありますが、私は特に無痛分娩で有名で、かつ食事も美味しいと有名な母と子の上田病院で出産しました。
この記事では母と子の上田病院での無痛分娩の様子を紹介したいと思います。
母と子の上田病院での出産を考えている方や、違う病院で無痛分娩をする予定の方などの参考になると嬉しいです。
ちなみに、母と子の上田病院に入院中の全食事は別記事で紹介しています。
兵庫県内で無痛分娩を希望している人は一度は聞いたことがあると言えるほど無痛分娩で有名な母と子の上田病院ですが、実は食事ももの凄く豪華で味も美味しく、ホテルにいる気分になれるということでも有名です。 […]
偶然にも年末の出産となり、年末年始を病院で過ごすという貴重な経験ができたのですが、入院中の食事も更に豪華になっていて、あと1か月くらい入院していたいくらいでした。
年末最後の妊婦健診で緊急入院に
年末最後の妊婦健診で初めてNSTをとることに。
どんな感じかドキドキしていたのですが、まずNST専用の部屋に誘導されました。
そして椅子に座り、お腹にNST専用の機械を取り付け、いざ!!となったら、赤ちゃんが寝ているようで全く動きがありません。。
赤ちゃんがずっと寝ていると検査結果がうまくでないということで、ブーブーと振動する機械をお腹にあてて起こして赤ちゃんの反応をみようとしたのですが、我が子、何度ブーブーされても全く起きず。
10回くらいブーブーして、全く起きないので助産師さんも困ってしまったらしく「赤ちゃんが起きるまでちょっと待ちましょう」といったんどこかへ行ってしまいました。
その後も何人かNSTをとりに来たのですが、後から来たひとがどんどんNSTを終えて帰って行く中、一人赤ちゃんが起きるのを待ちます。
待ってる間暇だったのでNSTの紙をじーっと見ていたのですが、なにやら記録紙の線が山みたいになってるような・・・?
これが張りなのかな?全くお腹張ってる感じしないけど・・・と一人悶々としていたら、40-50分後くらいにやっと助産師さんが戻ってきてくれました!
そして、「赤ちゃん起きないのでいったん内診して先生の診察にしましょう」と。
え、起きてる赤ちゃんが元気か状態みなくて大丈夫??と思いつつも、言われたとおりまずは内診。
前回の妊婦健診でも内診ぐりぐりがあったのですが、なぜかこの日は前回の4倍くらいぐりぐりされ。
痛すぎて出産前に死ぬかと思いました・・・
そして診察室へ。
そこで、まさかの
「今日、入院して産んじゃいましょう。」
え?????なにごと????
詳しく話を聞くと、
- 子宮口が2cm開いてきてる
- NSTの結果、定期的な張りがある(あの山はやっぱり張りだったんだ・・!)
- このままだと年末年始の休業期間に陣痛が来る可能性がある
- 無痛分娩だし、休業期間で人員が少ない日より営業している今産んじゃった方が安全
ということみたいでした。
それはそうだ、年内に産んだ方が私も安心!ということで、とりあえず夫へ電話。
突然すぎてまだ気持ちがバクバクしていて、おどおどしながら夫に「あ、なんか今から入院して産むことになったんだけど、大丈夫??」と。
そこですかさず主治医に「大丈夫?じゃなくて、荷物持って来てって伝えてね!」と突っ込みを受けました。
確かに、私の夫が大丈夫じゃなくても私は入院して産まなきゃだから「大丈夫?」はおかしかったですね。。
そして、もちろん突然すぎておどおどした夫から「え!?あ、了解。えーっと・・・・・え、今日産むの?あ、とりあえず荷物持って行くね。え?今日?」とテンパり具合の返事をもらい、一度電話を切って私はLDR室に誘導されました。
入院手続きをしてLDR室へ
LDR室、生まれてはじめて入ったけど広いしキレイ!
LDR室へ着いたら、まずは院内着に着替えて再びNSTをお腹に装着します。
LDR室でこんなの見るといよいよ産むのか!という実感が湧いてきてそわそわ。
そして赤ちゃんとお揃いのブレスレットを選びます。
LDR室は面会禁止です。
着替えやら入院の手続きやらなにやらしていたら病院のお昼の時間が終わってしまったらしく、お昼ご飯は出せないということだったので夫にお昼ご飯を買ってきてもらいました。
お昼過ぎから陣痛促進剤を飲み始め、最初は1錠、そしてその後1時間ごとに4回ほど飲むということでした。
麻酔はまだ入れず、いったん陣痛促進剤を飲んで様子を見て16時頃に麻酔のチューブを入れるとのことです。
ちなみにこの時、3分間隔くらいでお腹の張りがあると言われたのですが、お腹は全く痛くなく、張りとは???という感じでした。
ただ、腰が謎にめちゃくちゃ痛かったので、腰にくるタイプだったのかな・・?
陣痛促進剤+バルーン挿入
12時50分、最初の陣痛促進剤(1錠)を飲みました。
そして再度内診があり、渾身の内診ぐりぐり+バルーンを挿入。
さすがに痛すぎていい年して泣くかと思った。。
その後、LDR室に戻ると段々腰がめっちゃ痛くなってきて、トイレに行くときも亀のようにのそのそ歩くようになりました。
そして徐々にお腹も痛くなってきたのですが、想像していたような定期的な陣痛みたいな感じではなくずっと痛くて冷や汗だらだら。
そして腰なのか恥骨なのか下腹部なのか分からないのですが、既に色々痛すぎて死にそうに・・・
助産師さんに痛すぎて死にそうと訴えると、思っていたよりお産が早く進みそうということで、16時頃と聞いていた麻酔チューブをもう入れることに。
麻酔チューブ挿入+麻酔テスト
13時50分に麻酔チューブの処置をしてもらいました。
麻酔チューブをいれるときは横になって丸まって、助産師さんに足を押さえてもらって動きを止めている間に医師が背中に針を刺す感じです。
事前に調べて体を海老のように丸くすると知っていたので、渾身の力で丸まったら、「上手!」と褒めてもらえました。
ただ、なぜか横になって丸まった状態では麻酔チューブがうまく入らなかったようで、最後は体を起こして座った状態で腰を丸めて針を刺してもらいました。
最初は皮膚に麻酔をするらしく、その際ちくっとした痛みは感じましたが、その後の麻酔チューブをいれる処置自体は最初の麻酔が効いていたのかほぼ痛みはありませんでした。
麻酔チューブを入れるのが結構痛いという話も聞いていたので痛みが心配だったのですが、内診ぐりぐりとかバルーンの処置の方が何百倍も痛かったです。。
麻酔を入れている間は血圧計をつけて5分ごとくらいに血圧を測ります。
麻酔のチューブは赤ちゃん用のめちゃくちゃ細いもので、テープで背中にしっかり固定されるので全然そのまま横になったりもできます。
ただ、背中をベッドに擦り付けたりするとチューブが抜けてしまうこともあるようで、姿勢を変えるときは背中を浮かせて姿勢を変える必要があります。
麻酔チューブを挿入後、麻酔が効くかどうかのテストということでここで麻酔を少し入れてもらいました。
麻酔が効くまで30分ほどと言われていたのですが、麻酔がすぐ効いて10分後くらいには死ぬかと思った痛みがすーっと消えて完全無痛に!麻酔ってすごい。
麻酔が効き始めて10分ほどしたら徐々に足が熱を帯びてきて、ものすごく熱くなったのですが、助産師さんに聞いたところ無痛分娩はこんな感じなので心配いらないということでした。
まだ薬を継続していれているわけではないのでご飯は食べてOKということで、14時20分頃やっと夫が買ってきてくれたお昼ご飯を食べました!
最後の晩餐?ということで何をお願いしようか悩んだ結果、無難におにぎりとサンドイッチ、シュークリームをお願いしました!
フルーツヨーグルトはお腹いっぱいで食べられず、入院する部屋に冷蔵庫があるということだったので病院の方にお願いして入院する部屋の冷蔵庫に入れておいてもらいました。
麻酔が効いていて痛みはゼロだったので、ゆっくり食事ができました。
そして食事を終えた頃、15時半頃におやつが運ばれてきました。
この日のおやつはおにぎりです。
美味しそうだったのですが、さすがに昼食を食べた直後におにぎり2つはお腹に入らず、数口だけ食べて残してしまいました・・・
長くなってしまったので出産レポは②に続きます。
昨年、神戸の母と子の上田病院で無事第一子を出産しました。 母と子の上田病院での無痛分娩の出産レポ②です。 出産レポ①は以下の記事になります。 [sitecard subtitle=関連記事 url= h[…]